11月19日(金)に弘前市医師会館4階視聴覚室にて、コメディカル対象の在宅医療勉強会を開催し、89名の方のご参加を頂きました。
アルツハイマー型認知症治療剤「メマリー錠」について第一三共株式会社より情報提供があった後、
弘前市医師会 理事 石澤 誠先生よりご挨拶がありました。
佐藤内科小児科取上医院 院長 佐藤 淳 先生が座長を務め、「認知症進行抑制の意義~適切な認知症の薬物治療に向けて~」というテーマで、医療法人財団青仁会 青南病院 院長、はちのへ認知症疾患医療センター センター長である 深澤 隆 先生からご講演を頂きました。
深澤先生からは、はちのへ認知症疾患医療センターの取り組みや八戸での現状、認知症患者に初期段階で係わる重要性、向精神薬などの薬物治療を受ける高齢者とBPSDとの関連性や必要最小限の薬に整理していく必要性、認知症進行抑制のための薬物併用の実際について等々、熱心にご講演を頂きました。
会場内は深澤先生のお話を聞き漏らすまいと集中した様子で、終了後の参加者アンケート結果(回収率63%)からは「非常に有意義であった」77%、「どちらかといえば有意義だった」16%とあり、多くの方にとって有意義な時間となったようです。
今後の在宅医療勉強会も充実したものになるよう、皆様からのご意見を参考にしていきたいと思います。ありがとうございました。